作業マニュアル。 <注意点> 作業の前に、BMSデータのバックアップを行っておくことをお奨めします。 <関連ソフト> ○PNGファイル用プラグイン ifpng.spi等 BM98でPNGファイルを読み込めるようにするための、susieプラグインです。 ネット上ではあちこちで配布されているようなので性能の良いものを探してください。 ○画像ファイル一括変換ソフト Pix http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se190876.html (消滅) BMP→PNGの変換はこれで行えます。 BMP→PNG一括変換可能なソフトの中では、精度も良く使いやすいです。 ‥で便利でしたが、消滅したようなのでVector(http://www.vector.co.jp)あたりから使いやすいソフトを適当に探してください。 ○ファイル名一括変更ソフト FNC http://herry.pa.land.to/fnc/index.html 自作ですみません(汗) 「BMPファイル撲滅作戦」と「サウンドセット超スリム化作戦」では使いませんが、SCMPXを利用したリサンプリング変換時などにはよく使います。 ☆☆☆☆BMPファイル撲滅大作戦☆☆☆☆ ・目的 かさばるBMPファイルをPNGファイルファイルに変換して、容量を削ります。 ・手順 (1)Windowsの検索機能でBMSデータフォルダから全BMPファイルを検索します。 BMPファイル数が1万ファイルを越える場合は、(1)(2)の作業を何回かに分けるか、別の手段で画像ファイルの変換を行う必要があります。なお、(3)(4)の作業は、ファイル数と関係なく1回で行えます。 (2)検索結果を全て選択し(Ctrl+A 等)、Pixの処理エリアにドロップします。 Pixの設定は、ここではPNGを選択します。このとき「2色以上」にしておくと、勝手に必要な色数で保存してくれます。 ※世で出回っているBMS付属のBMPファイルの中には、実はJPGファイルなのに拡張子だけがBMPになっているようなものもあります。このようなファイルは、画像タイプを拡張子で判定するソフトでは確実に読み込みエラーになります。上記Pixを利用した場合でも、処理後ログでエラーになっているBMPファイルに関しては、実際にはBMPファイルでない可能性が高いので、ファイルヘッダを覗いたり、「極窓」を利用したりして中身を確認してみてください。 (3)PicSelectorにBMSデータフォルダを指定し、実行します。設定は以下で行います。 ターゲットフォルダ…BMSデータフォルダのトップフォルダ 再帰処理…ON 絞り込む…ON 絞り込み文字列…「*.png」 比較ファイル拡張子…「bmp」 処理の結果、サイズの小さい、変換後のPNGファイルが残り、大半のBMPファイルが削除されるはずです。PNGファイルのタイムスタンプは、削除されたBMPファイルのタイムスタンプになります。 (4)BmsLineEditorにBMSデータフォルダを指定し、実行します。設定は以下で行います。 ライン置換ルールリスト #BMP*.bmp → #BMP*.png #STAGEFILE*.bmp → #STAGEFILE*.png ターゲットフォルダ…BMSデータフォルダのトップフォルダ 再帰処理…ON 置換時に指定ファイルの有無をチェック…ON 絞り込む…ON 絞り込み文字列…処理したいBMS系ファイルを選択するパタン群 テキストモード…ON <条件により指定するもの> マテリアルベースフォルダ  …BM98のMaterialsフォルダ(Material指定を利用しているBMSファイルがある場合) バックアップ…ON(バックアップが欲しい場合) 処理の結果、BMSファイルで指定しているBMPファイルがPNGファイルに変更されているはずです。なお、この際もBMSファイルのタイムスタンプは保持されます。 ☆☆☆☆サウンドセットスーパースリム化作戦☆☆☆☆ ・目的 ジャンル分けしてBMSを分類している場合、あちこちに同じサウンドセットフォルダをおく必要がありますが、Material機能を使ってこれを集約します。ファイル数、容量とも削減します。 ・手順 SSMaterialにBMSデータフォルダを指定し、実行します。設定は以下で行います。 マテリアルベースフォルダ…ラジオボタンで選択 ソースフォルダ…BM98のMaterialsフォルダを指定 ターゲットフォルダ…BMSデータフォルダのトップフォルダ 再帰処理…ON 絞り込む…ON 絞り込み文字列…処理したいBMS系ファイルを選択するパタン群 同期削除…ON マテリアル変換…ON 変換モード…ラジオボタン「ノーマル」を選択 <条件により指定するもの> バックアップ…ON(バックアップが欲しい場合) 処理の結果、BM98のMaterialsフォルダにある全サウンドセットフォルダとそれぞれ同名の全フォルダについて、サウンドセットに属しているファイルが削除され、そのフォルダにあったBMSファイルの#WAV,#BMPの指定のうち、サウンドセットファイルの参照分に対してマテリアルの指定が追加されます。 サウンドセット系のBMSファイルの中には複数のサウンドセットを使用しているものもありますが、このような場合は、単独処理でつぶして行きます。 マテリアルサウンドセットフォルダ…ラジオボタンで選択 ソースフォルダ…BM98のMaterialsフォルダ内にある、参照したいサウンドセットフォルダ ターゲットフォルダ…問題のBMSファイルのある、サウンドセットフォルダ 再帰処理…OFF 絞り込む…ON 絞り込み文字列…処理したいBMS系ファイルを選択するパタン群 同期削除…ON マテリアル変換…ON 変換モード…ラジオボタン「ノーマル」を選択 <条件により指定するもの> バックアップ…ON(バックアップが欲しい場合) これで処理してゆくことで、複数のサウンドセットを使用しているBMSファイルに対して複数の種類のマテリアル指定を行うことができます。この実行の再、既にマテリアル指定のついているファイル指定には影響しません。